イベント
「アマメ」は囲炉裏の傍で座ってばかりいるとできるひだこのことです。天狗や猿のお面をつけた一行が「怠けものはおらんか~」と家々を回って、子供の怠け癖を戒める奇祭です。
拝殿の一角を水田に見立て、種まき、牛飼い、田植えなどを演じる「なり祝い」という芸能を奉納し、豊作を祈ります。
ナンバミソでも有名なおまつりです。住民達が五穀豊穣と家々の繁栄を祈る神事。その年の当元(当番)が11種類の神饌を供えて神様をもてなします。
袴姿の舞人と参拝者が共に独特の節回しで「万歳楽土(マンザイロクト)」と唱えて豊作を祈願します。走出地区の万歳楽土は、県の無形民俗文化財に指定されています。
總持寺祖院の慈雲閣で行われます。行基菩薩の建立を伝えられる慈雲閣は總持寺最古の建物で観音山の山開きを行い、観音堂の扉を開いて供養が行われます。
門前町内では唯一キリコ担ぎが行われる祭りで、最終日深夜の獅子殺しでクライマックスを迎えます。
總持寺祖院の守護神である櫛比神社の神様が年に一度同祖院の仏様にご機嫌伺いに参上する神仏混淆の名残りをとどめる珍しい祭りです。
浦上地区には19集落があり、以前はそれぞれの集落の神社で祭りを行っていたが、現在は八幡神社に合祀しました。神輿の屋根が六角面で作られている、豪華で貴重な神輿。
勇壮な銕川太鼓や木やり音頭に合わせて豪華な曳山や夫婦神輿、こども樽神輿が集落をにぎやかに練り歩きます。
豊漁を祈願する漁師町の夏祭り。青竹に5色の吹出しで飾られた船方の曳山は、夜になると提灯が灯り、幻想的な光景が広がります。
間の浜で精霊(しょうらい)様を迎えるため、父母と一緒に子どもが赤提灯を持って集まり、高さが15メートルから8メートルの大小7本の松明を海岸で燃やします。
寛文5年に門前町暮坂(旧七浦村)に生まれた「お小夜」が輪島麦屋に奉公、七浦の里を望郷の念で唄い伝えたもので、能登麦屋節や踊りなどのステージが繰り広げられます。
大阪城と名古屋城をかたどった曳山が、勇ましい声とともに町を駆け回ります。武者人形やのぼり旗が飾りつけられた2基の曳山は、総輪島塗金箔仕上げの豪華なものです。
總持寺祖院と羽咋市の永光寺を結ぶ約13里(50キロ)の山道。暦応3年(1340年)から両寺の住職を兼ねていた峨山禅師が、20年以上にわたって往来した道といわれています。
大自然の中で育まれたそば粉と自然薯(ジネンジョ)をつなぎに使った、風味豊かな「門前そば」や秋の特産品の販売を行います。
約600年前から道下の諸岡比古神社に伝わる祭り。五穀豊穣を感謝し、子供の成長と無病息災を祈ります。不自由な子供の手が治ったという言い伝えもあります。
總持寺祖院で年越しを迎えます。御陣乗太鼓や除夜の鐘、新しい年の始まりにあわせた大般若経・餅まきなどが行われます。